安眠ドライヘッドスパでタオルや布ごしの施術をしない理由

こんにちは、ルアナ東京セラピスト講師の西村です。
20代の頃に大手エステサロンに就職してから施術者一筋20年以上になります。
歴が長い分、もしかすると人より様々なジャンルのお店(大手エステサロンや個人サロン、美容皮膚科、リラクゼーションチェーン店、出張整体や自身で経営するプライベートサロン等)の経験があるかもしれませんので・・
様々なサロンでヘッドスパを経験した私が思う「本当にリラックスできるヘッドスパ」について今日は書きたいと思います。
まず、商標登録済みのルアナ式の「安眠ドライヘッドスパ」は頭皮と私たちの手の間にタオルや布を挟まず、しっかりと施術者の手で頭皮を捉えます。
エステ系の方やオイルトリートメント等がメインのリラクサロンの方は「そんなの当たり前でしょう!」と思うかもしれませんが・・
治療系のお店やもみほぐし等服の上からの施術がメインの大手リラクゼーションチェーン店には「お客様を素手で触らない」という決まりがあるお店が多いのです。
その為、そのようなお店ではヘッドスパもタオルや布越しに行う場合がほとんどとなります。
私自身コロナ禍が始まったばかりの頃に整体を学び直したので、習った事の復習や修行も兼ねて揉みほぐし系のチェーン店で働いてみた事があるのですが、
やはりヘッドスパはタオル越しの施術で、なんとなく納得がいかない指の疲れる施術でした。
そのようなお店にいらっしゃるお客様は割と強もみ希望の方が多いのですが、
タオル越しのヘッドスパでしっかり圧をかけようとすると頭皮の上に髪の毛、その上にタオル・・という事になりかなり指先を立てて強い力で入らないと手が滑って強めの希望にお応えできないのです。
安眠ドライヘッドスパ講座をはじめルアナの講座をご受講の生徒さんは聞き飽きていらっしゃるかもしれませんが、指先を立てた突き刺すような施術は揉み返しの1番の原因となります。
個人的にはせっかく施術を受けても首や頭周りの揉み返しほど辛いものは無いと思いますので、世の中には様々な施術法があるかもしれませんが揉み返さないヘッドスパは最低条件です。
私達施術者は指先で受け手の方の筋肉の張りや緊張感、可能であれば目視で相手の表情を読み取って今どう感じているかを察する事もできます。
タオルや布ごしの施術となると、どうしてもそのあたりの繊細な施術が行いにくくなってしまうと私達は考えます。
お店の決まりで何かしらの布を挟まないといけない場合は仕方がないですが、ご自身の権限で新たにヘッドスパメニューを作ることができる場合は、確実に地肌を指先で捉える施術法がお勧めです。
また、かっさや棒、ヘッドマッサージの機械等道具を使用するお店もあるかもしれませんが・・ヘッドスパにおいてはやはり繊細な手の感覚に勝るものは無いかと思います。
道具を使えば簡単に新しいメニューができそう!と考えてしまうかもしれませんが、技術を身に付ければ一生使えますし、何よりお客様もしっかりと勉強をしている施術者からマッサージを受けたいのではないでしょうか。
その他にもヘッドスパ施術ではリラックスできるリズム感や、しっかりと頭皮をとらえて動かす事、
単調な手技の繰り返しとならないように、狭い頭周りでも部分事に様々な手技を習得することにっよって「しっかりと頭周りをほぐされてスッキリした!」と感じていただけます。
施術の流れで頭は少し揉むけれど、本格的に習った事は無いのでなんとなくのヘッドマッサージをしている方・・
ボディやフェイシャルケアメインのサロンで新たにドライヘッドスパメニューを追加したい方・・
美容室や歯科医、ネイル・アイラッシュサロン等の新メニューとして・・
家族や身近な人の為、今後独立の為にできる施術を増やしたい方・・
ルアナ東京の安眠ドライヘッドスパ講座で正しい知識を身に付け、沢山の方に喜んでいただけるヘッドスパメニューを作っていきましょう。