「ノンレム睡眠」「レム睡眠」てどんな眠り?
「寝ても疲れが取れない…」
「夜中に何度も目が覚める…」
そんなお悩みは、睡眠の質が関係しているかもしれません。
私たちの睡眠は、眠り始めにまず「ノンレム睡眠」へ入り、その後「レム睡眠」へ移り、この約90〜120分のサイクルを一晩に4〜6回ほど繰り返しています。
レム睡眠の「レム」ってなに?
レム睡眠の「レム」とは、急速眼球運動(Rapid Eye Movement) の省略「REM」です。
その名の通り、睡眠中に眼球が動いている状態を「レム睡眠」、眼球が動いてない状態を「ノンレム睡眠」と呼ばれています。
ノンレム睡眠とは?
「眼球が動いていない=脳が休んでいる」状態がノンレム睡眠
ノンレム睡眠とは、脳と身体を休ませるために大切な睡眠です。
特に深いノンレム睡眠では、副交感神経が優位になりやすく身体が休息モードへ向かいます。
お行儀よく姿勢を崩さずぐっすり寝ているときが、ノンレム睡眠中です。
この時間帯には、
* 心拍数がゆっくりになる
* 呼吸が安定しやすくなる
* 筋肉の緊張がゆるみやすくなる
* 身体の回復に関わる働きが進みやすくなる
* 成長ホルモンの分泌が促されやすい
など、心身を整えるための働きが起こるとされています。
ノンレム睡眠は、浅い眠り~深い眠りの4段階あります。
レム睡眠とは?
「眼球が動いている=脳が活動している」状態がレム睡眠
レム睡眠では、身体は休んでいる一方で、脳は比較的活動している状態になります。
呼吸や心拍が変動しやすく、夢を見やすい時間帯でもあり、瞼がピクピクと動き眼球を動かしている状態がレム睡眠です。
この時間には、
* 記憶の整理
* 感情の整理
* 学習内容の定着
などに関わると考えられており、心と脳にとって大切な睡眠です。
「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」は両方必要
ノンレム睡眠が十分にとれないと、脳と体をしっかり休ませることができません。
その結果、レム睡眠も整いにくくなり、「眠ったのに疲れが取れない」「頭がぼんやりする」といった脳疲労につながります。
睡眠は「深く眠り心身を休める時間」と「脳が情報を整理する時間」を繰り返しながら、心身のコンディションを整えているのです。
ノンレム睡眠の4段階とは?
睡眠は、眠っている間ずっと同じ深さが続くわけではありません。
眠り始めると、まずノンレム睡眠の第一段階に入り、浅い眠りから深い眠りへと少しずつ移行していきます。ノンレム睡眠は、一般的に次のような段階で説明されます。
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第1段階:うとうとした浅い眠り
眠りに入り始めた状態です。物音や刺激で目が覚めやすく身体が少しずつ休息モードへ向かっていきます。お客様が寝ていたのに「寝そうでした」と言われて「いえ、寝てましたけど…」と思う時がありますよね。その状態です。電車でうたたねの時も同様で、自分が寝ていたと認識が無い場合も多いです。 -
第2段階:軽い睡眠
心拍や呼吸が落ち着き始め、外からの刺激に反応しにくくなっていきます。一晩の睡眠の中でも比較的長く現れる段階で睡眠の50%~60%を占めています。うたたねして「あっ寝ちゃってた!」と認識する状態で、座っていると首をまっすぐたもつ事が難しく、コクリコリとなります。 -
第3段階:深い睡眠
脳と身体の休息が深まり、筋肉の緊張がゆるみやすくなります。疲労回復にとって大切な時間と考えられています。 -
第4段階:さらに深い睡眠
もっとも深い眠りの状態です。身体の回復や成長ホルモンの分泌が促されやすい時間帯とされ、眠り始めの早い時間に多く現れます。第3,第4は、優しく声を掛けただけでは起きません。大きな声を掛けたり身体を揺すらないと起きない状態です。
睡眠サイクルのイメージ
眠り始めの約90〜120分は、深いノンレム睡眠に入りやすい大切な時間です。
その後、レム睡眠へ移行し、またノンレム睡眠へ戻るというサイクルを一晩に4〜6回ほど繰り返します。
朝に近づくにつれて深い睡眠は少なくなり、レム睡眠が長くなっていきます。
朝、気持ち良く目覚めるには、深いノンレム睡眠の時間を増やすことです。

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